こんにちは、あだハンです。
キャンプ人口が増えた昨今、マナー違反が原因となってトラブルに発展した話をよく聞くようになりました。
キャンプでのマナーについて、多くのキャンプ場でルールが増え、キャンパーの問題行動に警鐘を鳴らす記事や動画がこれまで以上に出回るようになっています。
そういったマナー記事や動画をよくみているキャンパーさん達による「マナー警察」の存在が、逆にマナー違反だと言われる場面も出てきています。
キャンプという趣味は、実は裾野がとても広い趣味で、さまざまなスタイルが存在し、多種多様な楽しみ方ができる趣味です。
それ故に、さまざまなミスマッチ(キャンパーがやりたい事とキャンプ場がやってほしくない事、ファミキャンパーとソロキャンパー、若いキャンパーとベテランキャンパーなど)が起こりやすい環境にあります。
自分自身はそれがマナー違反だと思ってもみなかった事が、他の人からはマナー違反だと言われてしまうことがあるのです。
問題ないと思ってたけど、今はこれもマナー違反と言われるのかぁ
マナーは場所や時代によっても変わりますよ!
マナーを守ることは、自分以外の他人のためにあるだけでなく、実は自分の身を守ることにもつながっています。
トラブルに結びつきやすいマナー違反について、知っておくだけで違いますので是非最後までご覧ください。
多少厳しいことも言いますが、「お互い気づくべき」との気持ちで解説していますのでどうかご容赦ください。
- 問題とされているマナー違反について理解できる
- トラブルにならないための方法がわかる
キャンプでの行動のマナー
まず初めに解説するのは、「キャンプでの行動に関するマナー」です。
私も、もしかしたら知らない間に他のキャンパーさん達から「マナーがなっていない」と後ろ指を刺されているかもしれません((((;゚Д゚)))))))
普段のクセや習慣がキャンプでは思わぬマナー違反として捉えられることもありますので、心しておきたいものです。
挨拶
「キャンプ場では、隣のサイトの人に挨拶をしましょう」
とはよく言われることです。
しかし、これってどうしてもしなきゃダメですか?
ソロキャンパーには、都会の喧騒を離れて一人の時間が欲しくてソロキャンプをしに来ている人も少なくありません。
最近は心理学用語でHSPと呼ばれる人たちの存在も認識され始めています。
挨拶を必ず交わすなんてちょっとしんどい…そう感じる人もいますよね。
(ちなみに私は人並みに交流することが好きですから、どこかで見かけたら是非声かけてください^^;)
挨拶をするということは、
- お互いに害がないことを確認し合う
- 何かあった場合に話が通じる人だと信用してもらう
という意味合いがあると私は思っています。
そうであれば、顔を合わせたときに軽く笑顔で会釈するだけで十分ではないでしょうか。
それで十分、害がない存在だと印象付ける事ができます。
もし話しかけて怖い人だったらどうしよう、マウントおじさんだったらどうしよう、不得意なコミュニケーションを求められたらどうしよう…
一人の時間を満喫しに来ているのに、キャンプ場でさえ人間関係に悩まされるなんて嫌ですよね。
声をかけることに抵抗を感じるなら、目があったときに会釈だけしておけば十分です。
もしあなたが、「なんだあいつ挨拶もしに来ないで。キャンプ場でも挨拶は大事だろっ!」と感じる人ならそれはあなただけの価値観です。
きつい言い方かもしれませんが、自分の存在価値を他人の評価に求めている承認欲求体質な人です。
キャンプ場では誰もが平等です。それぞれの時間の使い方を尊重してあげましょう。
それでも相手が困った時には声をかけてあげられれば、あなたはキャンプ上級者ですね!
- 無理に挨拶しに行かなくてもOK
- 顔を合わせたときには会釈しておきましょう
タバコ
キャンプ場の中には、施設内禁煙のルールを設けているところがあります。
そんなところで喫煙するのはご法度。
私も電子タバコの愛用者ですので、基本的には禁煙のルールがないところでキャンプをしています。
喫煙についてルールがないキャンプ場でも、ごく普通の喫煙のルールは存在します。
- 煙が他人に届かない場所で吸う
- 子供がいる近くで吸わない
- 吸い殻をその辺に捨てない
- 火の不始末に注意する
当然のマナーですね。
ファミリーキャンパーが多いオートサイトや、サイトがひしめき合うような団地のようなサイトでは、喫煙は難しくなってきますので、もし喫煙が欠かせない人であれば、キャンプ場はしっかり選んでおきましょう。
個人的にはテント内の喫煙まで禁止するのはどうかと感じますが、これも時代の流れです。
よっぽど隣のサイトの焚き火の煙の方がケムくて目がしみると感じますが、ルールには従いましょう。
- 喫煙ルールはどこでも共通
- キャンプ場のルールには従おう
トイレ
キャンプ場にトイレがあるなら、ぜひトイレを使ってください。
サイトの端っこで立ちションベンはやめて頂きたいものです。
まさか大までやってないでしょうね。
お酒を飲みすぎたキャンパーさん達が夜中にやっているところ、何度も見てますよ〜。
自分が使おうとしたサイトでそんなことが行われていたら、どこにテントを設置するんですか。
野良犬や野良猫じゃないんですから、人間らしく振る舞いましょう。
緊急事態なら…せめて林の奥まで行ってください。あまり責め立てられることはないでしょう。
- トイレを使ってください
- 人に見られるところでしない
ゴミの焼却
焚き火台での燃えるゴミの焼却について、最近はマナー違反と言われることが増えてきました。
私も基本的にはゴミの焼却には反対の立場です。
実際、ゴミの焼却は大きなトラブルに発展する可能性を秘めています。
紙や新聞紙などを焚き火台に投入したことで、燃え上がった紙が舞い上がり、隣のサイトのタープやテントを燃やしてしまったという事件が起こっています。
こんな事が起こると、人命に関わります。
損害賠償などの責任も負わなくてはいけなくなります。
実際は私も、卵の殻や野菜の切り屑など有機物質を焚き火台に投入する事があります。
少量であること、火力が十分であること、周りに燃え移るものがないことが確認できていればなんら問題は発生しません。
しかし、火の加減や挙動がわからない初心者のうちはやめておいた方が無難です。
それにプラスチック製品は焚き火台で燃やすと焚き火台を痛めたり汚したりします。
良くわかっていないうちにあれこれ焚き火台に投入するのはやめたほうがいいですよ。
- 出たゴミは燃やさずキャンプ場のルールに従い捨てるか持ち帰ろう
炭の処理
最近は直火が禁止されているキャンプ場がほとんどです。
直火とは、地面に直接火を起こす事です。
炭は有機物のゴミと違って、永遠にそこに残り続けます。穴を掘って埋めておけば良いなんてものではありません。
キャンプ場によっては、芝生の青さを売りにしているようなところもあります。
焚き火をするときには、焚き火台や焚き火シートを使って地面を炎の熱から保護する事が必須だと考えてください。
直火がOKなところでも、焚き火をするための場所が決められている事がありますのできちんとルールは守りましょう。
これが守られていないと、いつか「キャンプとは炭の上でテントを張ること」になりかねません。
炭で汚れたテント、洗うのも大変そうですよね。
そして焚き火が終わった後の炭は、決められた炭の捨て場に捨ててくださいね。
撤収時には、しっかりとキレイにしてから帰ってください。
- 直火が禁止のところは、禁止ったら禁止です、焚き火台と焚き火シートを使ってください
- 炭は残さず全部炭捨て場に捨てましょう
立ち木を切る
キャンプで必要なものは、その辺に落ちている木の枝などを加工して作ってしまうというブッシュクラフトというスタイルがあります。
薪を使わず、枯れ木を集めて焚き火をし、箸やポールを自作する上級者向きのスタイルです。
これはこれでとても楽しく魅力的なスタイルなので、私もかなり憧れています。
ナイフ一本で必要なものは全部揃えてしまう、なんともワイルドなキャンプではないでしょうか。
ただ、キャンプではいつでもどこでもブッシュクラフトができる訳ではありません。
整備されたキャンプ場には、枯れ枝どころか枯れ葉さえも落ちていない場所があります。
そんなところで枝を探しても、見つかりっこありません。
ポールになる枝がないから生えている木の枝を切ってしまえ!
これはあまりに自分勝手な行動です。
自然破壊そのものですよね。
管理されているキャンプ場の施設を破壊していることと同じことです。
ブッシュクラフトをしたければ、そういうことができるキャンプ場を事前にリサーチしておかなければいけません。
- 立ち木の枝を折ったり傷つけてはいけません
- 自然を大事にしましょう
炊事場での行動
人気のキャンプ場では、夕飯時には炊事場が混雑する事があります。
そんな時に、一人で占領していては当然非難の的となります。
ファミリーキャンパーとソロキャンパーが混在しているような時は、できる事ならファミリーキャンパーさん達に場所を譲ってあげてください。
個人的な感覚で申し訳ないのですが、ファミリーキャンパーの場合、子供達のためにお母様が腕を振るって料理に取り組んでいらっしゃいます。できれば応援したいじゃないですか。
ソロキャンパーは基本的にはサイトで料理ができる装備を持っているはずです。
炊事場は基本的には水の調達場所と思っていただけるといいのかなと…それに洗い物も時間をずらして、空いた時間に済ませられればよりベテラン感がアップします。
こればかりはその人の価値観や人間性によるところが大きいのでお願いとしか言えません。
ただ、使い終わったシンクについては次使う人のためにキレイにしておいてください。
使用後のシンクをキレイに保つことは、残飯を狙う動物や虫などを呼び寄せないことにつながります。
キャンプ場の安全に関することなので、ぜひお願いします。
- 混みあう時は譲り合いの精神で
- 野生動物を呼び寄せないために、シンクに生ごみを残さないようにしましょう
他人のバイクやキャンプギアを勝手に触る
これはいうまでも有りません。やめてください。
バイクに勝手に跨るとか、気は確かかと。
キャンプサイトにバイクを停める場合、土や砂利の上にスタンドを立てている状態で実はものすごく不安定な状態にあります。
ハンドルの角度を変えただけで、転倒する可能性があります。
バイクの修理費用、ものすっごく高いですよ。
壊しても責任取れませんよね。
キャンプギアでも同じことです。
一つ一つのギアは、持ち主が厳選した愛用品です。
見ず知らずの他人に勝手に触られて嬉しがる人はいません。
そういうことを平気でする人、もう窃盗犯としか見られていませんよ。
自分の「普通」をかえりみましょう。
- 他人のものに許可なく触れてはいけません
- 特にバイクは絶対触らないこと!思いもよらない事故につながります
サイトに関するマナー
ここでは、サイトという「場所」に関するマナーについて解説していきます。
特にフリーサイトや団地のようなサイトがひしめき合うキャンプ場では、隣人トラブルが起こり得ます。
楽しくキャンプを過ごすためには必須の知識です。
サイトレイアウト
初心者のうちは、自分のテントのサイズ感がわからず、思いの外サイトの端に寄ってしまう事があります。
特にテントを固定するガイロープが外側に行ってしまい、サイトの橋を越えて隣のサイトにまで侵入しそうになる事があります。
しかし、「まぁいいや」では済まされません。
隣の人に一声かければ許されると思っていませんか?
聞かれた方は、「嫌だけど嫌とは言えない」状態になります。
実際には特に邪魔にならなかったとしても、相手にモヤモヤした気持ちを植え付けることになります。
それでは相手の楽しい気分を台無しにさせてしまいます。
あなたも相手も同じ料金を支払っているのに、あなただけが得をしてもいいのでしょうか。
本当に相手が全く気にしていないこともありますが、それを当然のように振る舞ってしまっては絶対にダメだと思うのです。
面倒でも、テントを移動させペグを打ち直してください。
そうなったのは、あなたの経験不足が招いたことなのですから。
- 他の人のサイトに侵食するのはご法度です、決められたスペース内に必ず収めましょう
目線や焚き火の煙
サイトレイアウトは、経験を重ねなければわからないことも多いので、回数を重ねてゆっくりと身につけていってくださいと言いたいところですが、お互いに気持ちよく過ごすためのポイントは解説してこうと思います。
一つは、目線です。
お互いに自分達の時間を過ごしているにもかかわらず、くつろいでいる目の前に他人の目線があったら落ち着けるでしょうか。
お互いにパリピなら意気投合して、より楽しくなるかもしれませんが、どちらかというとそういう人たちの方が少数派です。
机や椅子の位置を調整し、タープなどの張り方を活用して、プライバシーは保ちたいものです。
そして焚き火をする位置についてもぜひ考えたいポイントです。
あまりに焚き火台が隣のサイトと近い場合には、火の粉が飛んだり煙が直撃するなど迷惑でしかありません。
ただ、これも気をつけていてもなんとも仕方がない事があります。
風向きも時間によって変化しますし、焚き火の煙量もその人の熟練度によって大きく変わります。
もしあなたの方が経験のあるキャンパーなら、暖かく見守ってあげてください。
出来ないことをやれという方が無理なのです。
少しチェアの場所を変えるだけですから、柔軟な対応をお願いします。
ただ、火の粉があまりに危険な場合は、ひとこと言うべきだと思いますが。
- とにかく隣接するサイトのことを考えましょう
- 隣の人が初心者なら暖かい目で見てあげてください、ただし危険行為には指摘をしたほうがGood
他のサイトの横断
トイレや炊事場に向かう際に、まさか他のサイトを横断なんてしてないですよね。
万が一、ガイロープなどに足を引っ掛けでもしたら、テントやタープの倒壊などを引き起こします。
その場合、火災や損壊などが発生すれば高額な損害賠償責任を負うことになります。
遠回りになったとしても、絶対に通路を使ってください。
サイト内で団欒していて、すぐ横を他人が通り過ぎていったら流石にギョッとしますしね。
ジロジロ見ながらなんてもってのほかです。自分の行動を省みてください。
危ない人としか感じません。
- 基本的に他人のあなたは歓迎されない存在です
- 勝手に他人の敷地に入らない
時間のマナー
キャンプ場ではほぼ1日をその場所で過ごすわけですから、食事をしたりお酒を飲んだり話したり、そして夜は眠りにつくことになります。
しかしながら、キャンプ場にはいろんな人がいます。
時間の感覚や習慣もそれぞれで全く違っています。
キャンプ場だからこその時間のマナーというものがあります。
騒音
キャンプといえばキャンプファイアー。
焚き火を囲み、団欒をし、音楽を奏で、語り尽くす。
とてもいい景色だと思うのです。
一方でただ一人、黙々とパチパチと焚き火が爆ぜる音を聞き、虫の声を聞きながら、ガスバーナーの音の中でグツグツとクッカーの中の料理が出来上がる。
これも憧れるキャンプの姿です。
ただ、同じキャンプ場、特に狭い場所で両方同時に実現できることではありませんよね。
ですから、時間帯によって分けているキャンプ場がほとんどです。
まぁ、静かにする時間が決められているということですが。
夕飯が終わるくらいまでは騒がしいキャンプ場も、たとえば夜10時以降は静かにしましょうといった規制が設けられています。
これを守れない人は、速攻追い出したい気持ちになります。
- 静かにしなければならない時間を過ぎたら、静かにしましょうとしか言えません
消灯時間
キャンプ場の多くは、消灯時間に相当する時間を決めていることがほとんどです。
キャンプ場によってそのルールは様々ですが、私の知る限りでは「寝る」時間とは言わずに、「他人の眠りを妨げない」時間として定義されていることが多いようです。
つまり、明るいLEDライトは消しましょう、会話は音量を控えましょう、車の移動やドアの開閉の禁止、人の移動も最小限にしましょうといったルールが多いです。
そういう時間帯に入ったら、焚き火の熾火を眺めながら、残った料理や酒を片づけ、今日1日を静かに振り返りながら就寝準備をする時間だと思ってください。
満足したら、そっと静かにテントに入りシュラフに身を包むのです。
そんな時に、大声で話したり、ライトであちこちを照らしまくり、車のドアをバタンバタンと開け閉めするような輩に出会ったら、焚き火シートで体を包んで坂道を蹴落としたくなります(実際そんなことはしませんよ)。
もし、消灯時間に入っても活動しなければならない事があるなら、他の人は寝ていることを理解して静かに動いてください。
睡眠を邪魔されることは、人間にとってかなりのストレスに感じることでありトラブルを引き起こす可能性が高いのです。
- 睡眠を邪魔されたら、人はかなりイライラします
- お互いに嫌な思いをしないために、気をつけた方が良いですよ
バイクに関するマナー
最後に、キャンプツーリング特有のバイクに関するマナーについて触れておきます。
難しいことは何もありません。
空ぶかし
キャンプサイトでの無駄な空ぶかしはやめておきましょう。
昔の調子が悪いキャブ車に乗っているならいざ知らず、現代のバイクでは空ぶかしそのものに意味なんてありません。
バイクそのものを目の敵にしている人もまだまだ多いのですから、おかしな行動は取らない方が賢明です。
珍走団のようなバイクでキャンプに来る人もいないと思いますが、バイクに偏見を持った人たちを刺激しないように、キャンプサイトにはスッと現れてスッと立ち去る気持ちでいてください。
アイドリングも必要以上に長くしない方が良いと思います。
- 自分のバイクがかっこいいと思う気持ち、痛いほどわかります
- でも、バイクに乗らない人にとっては単にうるさい存在です
場内の移動は最徐行で
車やオートバイの乗り入れが可能なキャンプ場では、走行速度が決められていることが多いです。
法律上の制限速度ではありませんが、安全のためにしっかり守ってください。
キャンプ場では子供も大人も油断していることが多いため、思わぬ飛び出しを喰らうことがあります。
路面も未舗装なことがほとんどですから転倒しないよう、無茶な急加速や急制動は控え、ゆっくりとした移動をお願いします。
- キャンプ場内は危険がいっぱいです
- ゆっくり安全運転でお願いします
あなたがマナー警察になっては元も子もない
マナーとは、人と人が同じ時と場所を過ごす場合において、お互いに気持ちよく過ごすための不文律だと思っています。
たとえばキャンプ地があなたしか使わない秘境にあるのなら、マナーなんて必要ありません(自然保護などは別物)。
あなたがやることについて、誰も何も思わないのならマナーについてとやかくいう必要はないのです。
マナーなんてそんなものでしかないのですが、大した迷惑も被っていないにも関わらず「マナーがなっていない者にキャンプをやる資格はない!」と言わんばかりに、他人のマナーを強く糾弾する人たちがいます。
そういう人たちを「マナー警察」などと揶揄したりするのですが、なぜそれほどまでに他人のマナーのあり方が気になるんでしょうか。
キャンプ場を勝手にパトロールして、マナーについて説いて回るマナーおじさんもいるくらいです。
こうなると、何をしにキャンプに来ているんだろうと思わざるを得ません。
マナーおじさんはパトロール行動そのものが目的となってしまっていて、キャンプを楽しみに来ているわけではなくなっています。
もし、あなたがマナー警察になってしまっては元も子もありません。
お互いのキャンプのスタイルを尊重し合い、迷惑をかけないように気をつけていればいいだけのことです。
マナーが苦しく感じるなら、サイト間の開いたキャンプ場を選ぶ
今回の記事では、
- 行動のマナー
- サイトに関するマナー
- 時間のマナー
- バイクに関するマナー
についてカテゴリー分けして解説しました。
そして、マナーに関する考え方についても触れたつもりです。
マナーは気持ちよく過ごすためにあるものであって、マナーの存在がキャンプを楽しくないと感じさせてしまっては意味がありません。
もし、今までのマナーについて「ちょっとしんどいな」と感じるようなら利用するキャンプ場をよく考えた方がいいでしょう。
キャンプ場によっては、フリーサイトや団地のような混み合ったレイアウトをしているところと、サイト同士の間が開いたレイアウトのキャンプ場があります。
開いたレイアウトのキャンプ場の方がプライベート感があり、人との交流が苦手な人にはもってこいです。
自分自身が楽しめるキャンプ場を上手に選んで、これからもキャンプツーリングを楽しんでください!