【もう面倒じゃない!】キャンプツーリングでの洗い物対策・3つの方法

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こんにちは、あだハンです。

キャンプでの洗い物、毎回面倒だなぁって思いますよね?

食事が終わった後にできた、山のような洗い物。

見るだけでため息が出る光景です。

今からこれ洗うのかぁ…面倒だなぁ

あだハン

お酒が入ると尚更洗い物なんてしたくなくなりますよね!
この記事を読んで楽をしちゃいましょう!

自宅での食事と違い、キャンプ場では洗い物はかなり大変な仕事。

今回は、そんな面倒臭い洗い物をできるだけ楽する方法について解説します。

ポイントは3つ。

  • キャンプ場ではそもそも洗い物をしないという方法
  • 食器にカバーをしてしまうという方法
  • 洗う食器数を減らすという方法

この3つのポイントについて解説していきます。

この記事を書いた人

HONDA CT125 ハンターカブに乗ってキャンプやツーリングに出かけるのが趣味です。バイク歴は20年くらい、排気量がだんだんサイズダウンして今のハンターに落ち着きました。キャンプ歴は16年くらい、ソロでは3年くらいやっています。
ブログやTwitterYoutubeでキャンプツーリングの話題を発信しています。ぜひチェックしてみてください!

思い返すとHONDAバイクばかり乗っています。
目次

キャンプでの洗い物は基本的に面倒臭い

自宅での洗い物と違い、キャンプ場での洗い物は面倒なもの。

なぜ面倒と感じるのかを簡単に考察してみます。

洗い場が遠い

単純に、キャンプ場では食事をする場所と洗い物をする場所は離れています。

自宅ならキッチンと台所はすぐ近くにありますが、キャンプ場では炊事場の隣にでもサイトを設営していない限り離れています。

キャンプ場で洗い物を炊事場まで持っていくのはけっこう大変。

一度で運べない場合には、何度も往復をしなくてはいけません。

これは面倒と言わずしてなんと言えばいいのでしょうか。

洗い物をするためだけに離れた炊事場まで何往復もするなんて…はっきり言って面倒です!

洗物を一度に運びたい場合に、おすすめなのが折りたたみ式のシンクです。

水を張れるバケツにもなり、一つ持っておくとキャンプで重宝します。

干す場所がない

頑張って食器を洗ったとしても、洗い終わった大量の食器類をどこに干しておけばいいのでしょうか。

キャンプ場の炊事場は公共の場所です。

洗い終わった食器をそのまま放置してはおけません。

自分のサイトまで持ち帰って、そこで干しておかなければいけません。

しかし、テントサイトに大量の食器類を干して置ける場所なんてどこにもありません。

もちろん地面に置いておくわけにもいきませんしね。

洗物を干すのに便利なドライネットです。

洗浄後に汚さずにコンパクトに干して置けるので、サイトが散らからずストレスフリーです。

まったりしている時に洗い物なんてしたくない

洗い物が発生するのは、基本的に食事が終わった後です。

特に夕食後は、すでにお酒が入り動きたくなんてありません。

できることならこのまま寝袋に入って眠ってしまいたい…

そう考えるのは私だけではないはず!

キャンプでの夕食後は、最もキャンプが盛り上がる時間帯です。

食事が済んで、お酒を飲みつつ肴をつまみ、仲間と語り合ったり星を見上げる…

そんなゴールデンタイムに突入していたら、洗い物なんて後回しにしたくなりますよね。

キャンプツーリングでの洗い物が楽になる3つのアイデア

こんな面倒な洗い物。

その悩みはあなただけのものではありません。

全てのキャンパーが抱えている悩みです。

これまで先輩キャンパーさんたちが、どのような方法で洗い物の悩みを乗り越えてきたのか、3つの方法で解説します。

アイデア1:キャンプ場では洗い物をしないという方法

一つ目の方法は、キャンプ場では洗い物をしないという方法です。

料理や食事が終わった後のクッカーや食器を、自宅に持ち帰ってから洗うという方法です。

それって、不衛生じゃないの?

あだハン

大丈夫です!自宅で洗って干したほうが清潔ですよ!

汚れたままの食器を、そのままにするなんてなんだか汚いと思いますか?

もちろん、食事の際に出た料理のツユやタレ、残飯などをそのままにしておいては綺麗とは言い難いですね。

帰りのパッキングの際に、他の荷物を汚す可能性も高いですし。

しかし、キッチンペーパーなどで大まかに汚れを拭き取っておけば、意外と大丈夫!

油汚れなどが多少残るので臭いなども残ってはいますが、キッチンペーパーで拭きあげてさえいればツユやタレが溢れたり垂れたりすることがなくなるので、他の荷物を汚さずに持ち帰ることが可能です。

あとは自宅で綺麗に洗って乾燥させておけば、次のキャンプでも衛生的に使用できます。

拭いた後のキッチンタオルをどうするか問題

食器を拭き上げた後のキッチンペーパーをどう処理していますか?

理想は、「燃えるゴミとして処理する」です。

しかし、ゴミを捨てられないキャンプ場だった場合は、帰りの荷物が増えるという問題が発生します。

多かれ少なかれ、ゴミは持ち帰ることがほとんどですから、持ち帰ってほしいというのが本音です。

でも、できるだけ荷物は少なくしたいですよね。

あまり推奨できる方法ではありませんが、焚き火台で燃やしてしまうという方法もあります。

その場合、気をつけるポイントがあります。

  • 一度に大量のペーパーを燃やさない
  • プラスチック製のゴミは燃やさない
  • 焚き火台を汚したり痛める可能性があることを理解しておく

この3つです。

キッチンペーパーを燃やすと、場合によっては火がついたペーパーが上昇気流に乗ってテントなどに穴を開ける可能性がありますから、できるだけ小さく固めて浮上しないように気をつけましょう。

プラスチック製品は燃やすと環境に悪い物質が出ますから、紙と食材だけにしておきましょう。

発泡スチロールトレーやラップやビニール袋は焚き火台で燃やしてはいけません。

キッチンペーパーに油を多く含んでいる場合、焚き火台を汚す可能性があります。

燃え切らない燃えかすとなって、焚き火台を痛めることになりかねません。

環境負荷の少ない方法で処理しましょう。

アイデア2:ラップなどで食器をカバーする方法

二つ目の方法は、ラップやビニール袋などを利用して料理が直接食器に付着することを防ぐという方法です。

シェラカップなどにラップなどを敷いて、その上に料理を盛り付けます。

こうすることで食器を汚さずに済みますし、ラップを替えれば次の料理を盛り付けることもできます。

クッカーもアルミホイルを敷いて料理をすることで、洗う手間が省けます。

この方法のデメリットとしては、とにかくゴミが増えるということです。

あと、料理や食事の際に、下に敷いたラップなどを破らないように気をつける必要があります。

環境負荷が多少高めの方法ですが、一番楽ができる方法です。

あだハン

鍋やフライパン、スキレットにアウトドア用の「焦げないアルミホイル」を使う人も多いですよ

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食器を汚さないために使う他、料理方法も広げてくれるアイテムです。

キャンプツーリングなら、小分けにして必要量を持っていくとコンパクトで良いですね。

アイデア3:洗う食器数を減らす方法

キャンプツーリングをする上でぜひ身につけたい考え方が、「食器数を減らす」という考え方です。

料理に凝りだすと、どうしてもクッカーや食器類は増えてしまいます。

しかし、四輪の車の場合ならいざ知らず、バイクでのキャンプツーリングでは積載量に限度があります。

つまり、できるだけコンパクトにしたいわけです。

そうすると、やはり食器数は必要最低限に抑えたいところ。

結果的に、洗い物を減らすことにつながります。

使うクッカーや食器を減らす方法としては、アイデア1と2の応用でもあります。

この方法のポイントは以下の二つ。

  • 使用するクッカー数が少なくて済む料理を選択する
  • 食器はいちいち洗うのではなく、キッチンペーパーで噴き上げたりカバーをしながら使用して食器数を減らす

使用するクッカー数を減らせる料理としては、戦闘飯盒を利用した同時調理や鍋料理などがあります。

スキレットで肉やハンバーグを焼いて、そのまま食器として使う方法も良いでしょう。

パスタも深型のフライパンを使えば、茹でと味付けが一つでまかなえます。

食器を拭きあげたりカバーして使い回せば、シェラカップ一つで食事をすることができます。

臭いが残っている場合でも、濃い味付けの料理ならばさほど気になるものではありません。

ナイフは肉と野菜用で分けたいけれど…

生肉には危険な寄生虫がいる場合があり、本来なら肉用と野菜用でナイフを分けたいところです。

しかし一本しかナイフを持っていかない場合には、

  • 肉を切った後は毎回洗う
  • 野菜を先に切ってしまう

という工夫が必要です。

洗えない場合には、少なくともアルコール消毒はしておいた方が良いですね。

まな板も同じです。

野菜も加熱するなら心配はありません。

番外:焚き火道具は毎回洗う必要はない

キャンプ場では、焚き火台を丁寧に洗っているキャンパーさん達をよく見かけます。

焚き火台って、部品数も多く形状も複雑なため、洗うのは思ったよりも大変です。

この焚き火台、毎回洗う必要なんてあるのでしょうか?

そりゃススで汚れてるし洗わなきゃ他の荷物も汚れるでしょ?

あだハン

いえいえ、ちゃんと燃やし尽くしていれば綺麗なんですよ!

実際は焚き火台を毎回洗う必要なんてありません!

きちんと燃え尽きていれば、手で払うだけで十分です。

そのまま付属の袋に収納してしまえば、家に持ち帰ることができます。

私も実際、焚き火台を洗うのは3〜4回に一回程度です。

では、きちんと燃え尽きた状態というのはどういう状態でしょうか。

それは、灰が細かく真っ白になっている状態です。

逆に、灰が黒いままだったり燃えかすが大量に残っている場合は、黒いススが焚き火台にも付着しており、触れたもの全てを黒く汚してしまいます。

燃やした薪の状態や、料理で油をこぼした場合などで変わってきますので、毎回洗わないで済むとは限りませんが、コツを掴めばかなり上手に燃やし尽くすことは可能です。

あと、ポイントの一つは白い灰でも濡らさないように気をつけることです。

焚き火台を一晩置きっぱなしにして夜露で濡らしてしまうと、手で払っても灰は綺麗には落ちてくれません。

洗い物を楽にするアイテム

今回ご紹介した商品を、まとめて再度掲載しておきます。

物干しネット

洗ったものを干しておくためのものです。

収納は手のひらサイズです。

炊事場で洗ったものをネットに入れて持ち運べば、サイトまで持っていくのも楽になります。

折りたたみ式シンク

クッカーや食器をいざ洗いに行こうとすると、時には一度では持ち運べない場合があります。

洗剤やスポンジ、鍋にフライパンに使った食器類。

ナイフやまな板なんかも加われば、運ぶ途中で落としそうです。

このシンクは折りたたみ式のバケツでもあり、四角く浅い形状ですから汚れ物をまとめて入れて運べます。

汚れても一緒に洗うことができますし、折りたためてコンパクトにもなります。

水を張ることができますから、ビールや野菜を水に浮かべて冷やしておくなんて使い方もできます。

アウトドア用ホイル・ラップ

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キャンプでのアルミホイルは、あれば重宝するアイテムです。

ホイル焼きや蒸し料理にも使えますし、スキレットやフライパンに敷いておけば汚さずに使うことができます。

一般家庭で使う物よりも、厚めのものがキャンプでは使い勝手が良くおすすめです。

岩谷マテリアル
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岩谷マテリアルから出ているアイラップは、袋状のラップというコンセプトのものです。

食材の保存や冷凍はもちろんのこと、120℃まで耐熱性がありますからキャンプではアイラップに直接コメと水を入れて炊飯することもあります。

シェラカップに被せておけば、汚さずに食事をとることができます。

この商品は燃やしても有害物質が出ないため安心して使えます。

キャンプで付いたしつこい汚れの落とし方

キャンプで洗い物が面倒だと感じる理由の一つには、落としくくしつこい汚れがつきやすいというのも理由かもしれません。

この汚れを取るために、炊事場でゴシゴシとタワシを動かすキャンパーさん達の姿は決して珍しいものではありません。

キャンプでの落ちにくい汚れの原因は、油汚れと焦げです。

この二つの洗い方の基本をご紹介しておきます。

熱湯で茹でる

料理で出てくる動物性油脂(豚の背脂など)は、熱が加えられると液状化していますが冷えると固まり、べっとりと鍋やフライパンに付着します。

この汚れは、中性洗剤とスポンジで軽く洗ったくらいでは落ちてくれません。

お湯で洗うのが一番いいのですが、キャンプ場にはお湯が出る設備はほとんどないでしょう。

洗い物をする前に鍋やフライパンに水を張り、ガスバーナーなどで熱しておくと汚れが落ちやすくなります。

網はホイルでこそげ落とす

金網についた焦げは、たわしで擦るよりもアルミホイルを丸めたものでこそげ落とす方が効率的です。

金属同士で研ぐ感覚ですね。

アルミホイルがボロボロになりますが、気にせずガシガシと擦っていきます。

洗い場は次の人のために最後にはちゃんと綺麗にしておいてくださいね。

一番効果的なのは洗い物を減らすこと

今回の記事では、

  • キャンプ場で洗い物をしないという方法
  • ラップなどで食器をカバーする方法
  • 洗う食器数を減らすという方法

この3つの方法で、面倒臭い洗物を楽にする方法について解説しました。

この中で私が一番楽に感じたのは、最後の洗う食器を減らす方法です。

洗う食器を減らすためには、洗物をしない方法と食器をカバーしてしまう方法も応用しているのですが、気分的に洗い物が少ないというのは精神的な負担が少なくて済みます。

本文でご紹介したように、洗い物が少なくて済む料理方法もあります。

私は洗い物を少なくするために、鍋料理を多用します。

一つの鍋に全ての食材をぶち込めますし、〆のうどんも入れられます。

今回の記事が皆様の楽ちんにつながれば幸いです。

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