【バイクの安全対策】絶対に事故りたくない人向けのストイックマインド

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こんにちは、あだハンです。

今回は、何がなんでも事故りたくないライダーに向けた、やりすぎなくらいストイックな安全運転マインドについて解説していきます。

今回のテーマでは、安全対策グッズの紹介よりも、あくまで考え方・マインドの部分を説明していきます。

ここに解説する内容は、「私自身も毎回そんなこと考えきれていないよ〜」ってものですが、時々思い浮かべるだけで自身の運転について自省するきっかけとなるものです。

そんなことずっと考えてたら、ツーリングが楽しくなくなっちゃうよ

あだハン

この記事を読むだけでも良いですから、少しだけ考えてみてください。
それに、今回は「何がなんでも事故りたくない」人向けです。

私は20年以上バイクに乗っていますが、バイク歴の中で事故をしたのは2回。

どちらも大事には至らなかったのですが、事故後しばらくはバイクに乗りたくない気持ちになりました。

そして、身体中が痛くてしばらく地獄の日々を送らなくてはいけない…

この記事を読んでくださった方には、絶対にそんな経験をして欲しくない!

そんな思いで安全運転ストイックマインドを書かせていただきます。

「やりすぎ〜」と思われることは承知の上ですので、ぜひ自身の運転と照らし合わせて、取り入れられるところは取り入れてみてください。

この記事を書いた人

HONDA CT125 ハンターカブに乗ってキャンプやツーリングに出かけるのが趣味です。バイク歴は20年くらい、排気量がだんだんサイズダウンして今のハンターに落ち着きました。キャンプ歴は16年くらい、ソロでは3年くらいやっています。
ブログやTwitterYoutubeでキャンプツーリングの話題を発信しています。ぜひチェックしてみてください!

思い返すとHONDAバイクばかり乗っています。
目次

あなたは本当にバイクで事故をしたくはないですか?

いきなり当たり前すぎる質問をしてすみません。

誰だって事故を起こしたくはないはず。

しかし、どれくらい事故を起こしたくはないですか?と聞かれたらどうでしょうか。

実際世の中には、「俺はバイクで死ねれば本望だぜ」と強がる人もいますよね。

「できるだけ事故にはあいたくない・事故ったら仕方がない」と言える人は、まだ事故にあったことのない人かもしれません。

一度でも事故で痛い目にあった人なら、「もうあんな目に遭うのはごめんだ」と思えるはずです。

そして、多くの人がバイクに乗ることをやめてしまいます。

事故をしてもまだバイクに乗っていられる人は、その幸せを噛みしめながら、そして日々事故への恐怖と戦いながらバイクに乗っていると言っても過言ではありません、私もその一人です。

本記事では

  1. 走行前にやっておくべき事
  2. ツーリング中に気を付けるべきポイント
  3. 安全運転に関する認識

に分けて、安全対策への考え方・マインドをそれぞれ解説していきます。

走行前にやっておくべき事

ツーリングに出発する前に、まずは安全に走行できる準備を整える必要があります。

準備には、車両の準備と自分自身の準備が必要です。

車両の点検

エンジンオイル

オイルが規定量入っているかを確認します。

走行前のオイル量を確認しておかないと、ツーリング中に不具合があった場合にオイルがどれくらい漏れていたのかも判断できません。

駐車場の路面にオイルの染みができていないかも見ておきます

これをやっておかないと…オイル不足によるエンジンの焼け付きを起こす可能性があります

タイヤの空気圧

規定量の空気が入っているかを確認します。

特に季節の変わり目や、しばらくバイクを放置していた場合には空気圧がかなり減っていることがあります。

これをやっておかないと…空気圧が低すぎてパンクすることがあります。

チェーン

たるみ量を見ておきます。

規定値の範囲内であることを確認します。

いつもと違う場合は要注意です。

これをやっておかないと…たるみ過ぎによりチェーンが外れたり、張りすぎにより切れたりします。

クラッチやブレーキレバー

レバーのあそびや効き始めの位置など、レバーを握った感覚に異常がないかを確認します。

特にブレーキレバーに異常がある場合は、ブレーキやブレーキフルードに異常がある可能性が高いです。

ブレーキの効きについても感触を確かめておきます。

これをやっておかないと…クラッチやブレーキが効かなくなることがあります。

異音や匂い

エンジンをかけてみて、普段と違ったおかしな音や匂いがしていないかを確認します。

バイクは物理的な機械ですから、音や匂いがあれば、”たまたま”ではなくどこかが必ず普段と違うのです。

白煙がマフラーから出ていればオイル上がりの症状ですし、異音があれば何かの部品が故障している可能性があります。

これをやっておかないと…ツーリング中にバイクが動かなくなります。

保安部品の点検

ウインカーや灯火類が正常に作動することを確認します。

合わせてナットやネジ類の緩みも確認しておくと良いですね。

これをやっておかないと…そもそも法令違反ですし、危険です。

今日こそ事故るかもしれない

車両の準備が整ったら、次は自分の心の準備です。

バイクは精神状態が運転に出やすい乗り物です。

疲れなども運転に良くないですが、焦りや無駄な高揚感も運転への注意力を散漫にします。

エンジンキーをオンにしたら、アクセルをひねる前に、一瞬だけ、

もしかしたら今日こそ事故るかもしれない

と思ってください。

過去に事故の経験がある人は、その時のことを思い出してください。

事故の経験がない人は、家族や大切な人の顔を思い浮かべるのも良いかもしれません。

頭が冷静になり、気が引き締まることでしょう。

「今から楽しいツーリングなのにネガティブすぎだろ」と思われるかもしれませんが、それくらいストイックに構えてちょうど良いのです。

ツーリング中に気を付けるべきポイント

次は、走り出してから気を付けるべきポイントについて解説していきます。

交通法規を守ってさえいれば、事故は防げるなんてことは言う気はありません。

もちろん法律に従った運転をするのは義務ですが、それだけではバイクの事故は防げません。

走り出し後の1時間で休憩を入れる

これはよく言われることですが、バイクそのものに異常が発生する場合は、ほとんどの場合出発してから1時間以内に症状が出ます。

自宅を出発したら、コンビニでも道の駅でも良いので、一度停まって休憩をしてください。

その休憩の機会に、バイクの様子を確認するのです。

この時見るのは次のポイントです。

  • オイル漏れの有無
  • タイヤ周り
  • 外観の異常の有無

この時点で異常がなければ、その日一日無事にいられる可能性はかなり高いです。

ここで異常が見つかるようなら、ツーリングの続行は諦めることをお勧めします。

この距離なら、まだ自宅から遠くには離れていないので、レッカー代も安く済みます。

もし、異常を見なかったことにしてツーリングを続行すれば、自分から事故にあいに行くようなものです。

あなたが契約しているレッカーサービス、無料で使える距離をご存知ですか?

私のように山を走るのが好きな方は、万が一のことを考えてバイク専門のロードサービスへ加入しておくことをお勧めします。

山で動けなくなった場合、保険付帯のロードサービスでは無料レッカー距離50kmとかすぐに超えてしまいますからレッカー料金だけでもかなり高額になってしまいます。

トラブルに万全に備えて、ガンガン山に入っていきましょう!

巡航中は速度差が事故をよぶ

街中を抜けて、ようやく気持ち良く走れる道路に出たとします。

心躍り、思わずアクセルも開け気味になるような快走路です。

片道1車線、前方に制限速度で走っているような四輪自動車が走っていた場合、どうしますか?

本来は規制速度で走っている車を追い越すのはNGと言うべきですが、スピードに乗っている状況で速度をわざわざ落としたくない気持ちも良くわかります。

しかし、やっぱり無理な追い越しは避けるべきです。

事故りたくないなら、車間を空けて同じ速度で走っていれば良いのですから。

追越車線が現れてから抜いて行っても良いのです。

スピードを上げて無理に追い越せば、その瞬間の危険度は急上昇します。

速度差がある時が一番危ないのです。

追い越す時は思い切って追い越す

追越車線が現れたので、前方の四輪自動車を追い越すこととしました。

その時、ほんのわずかに速度を上げて、じわじわと追い越していくのはどうでしょうか。

この場合、法規上は追い越す場合にあっても制限速度を超えてはならないとありますが、ここではそれについては無視します。

私個人としては、前方の安全が確認できるのならばスピードをグンと上げてサクッと追い越していくのが一番安全だと考えています。

なぜなら、じわじわと追い越す場合には、四輪自動車のサイドミラーの死角に入っている時間が長くなるからです。

バイクが死角に入っていることに気が付かず、四輪自動車が急に車線変更をしてくることも考えられます。

そもそも後方の確認すら行わずに急な車線変更をする四輪自動車も珍しくはありません。

他の四輪と接近している時間は短いに越したことはありません。

スピードを落として車間を空けるか、スピードを上げてさっさと振り切るかの二択だと考えます。

(しつこいようですが、あくまで事故を防ぐための考え方です。法規との整合性はここでは解説していません)

車線内でのバイクポジション

バイクは車線内ではどこを走るべきかという点について考察してみます。

よく勘違いされているのが、「バイクは左によって走るべき」という考え方です。

法規上「左を走る」ことが書かれている条文がいくつかありますが、それは車線内の左側を走ることを言っているわけではありません。

車線内ならバイクはどちらに寄って走行していても問題はありません。

また、追い越しをかけられる場合においては、左に寄って後ろからくる速い車に道を譲る義務がありますが、そもそも制限速度以下でゆっくり走っている場合のみの話です。

法規をよく知らない四輪自動車のドライバーとトラブルになったライダーさんもきっとたくさんおられると思います。

それでは、バイクは車線内でどこを走るのが最も安全かと言えば、

車線の左側三分の一、もしくは右側三分の一

のポジションです。

車線中央よりも少し左か、少し右ということです。

バイクはカーブでは車体をバンク(傾けて)させて曲がります。

その分、上半身がタイヤよりも左右に振れますので、マージンを考えればそれぐらいのポジションがちょうど良いということになります。

右端により過ぎれば、上半身が反対車線にはみ出ますから対向車と接触する危険性があります。

左端により過ぎれば、標識のポールなどと接触する危険があります。

それに、車線の両端は路面のゴミが集まりやすく、タイヤが滑りやすいし釘などを拾えばパンクの危険性があります。

ワダチなどで走りにくい時は、中央を走ったりするなど臨機応変に対応することになります。

交差点侵入時に大型車後方に位置するのは危険

トラックなどの大型車の後ろを走っているときに、交差点に侵入する場合の危険性について考えてみます。

直前を走っているトラックが交差点に差し掛かり、左折していったとします。

自分はバイクで直進のため、トラックが左折して行った直後に交差点に侵入し、直進をしようとします。

ところが、対向車線の右折車が突然突っ込んできた…

いわゆる右直事故という形態です。

この事故の原因は、右折車からは大型車に隠れてバイクが見えなかったことにあります。

この事故を避けるためには、対向の右折車に自分の存在を早く知らせることが大切です。

私の場合、トラックの後ろに続いて交差点に侵入する場合には、車線の右側を走るようにしています。

そうすることで、左折するトラックを避けやすくなりますし、多少視認性が上がることで対向車のドライバーに存在をいち早く伝えることができるからです。

また、フライング気味に右折のモーションを始めた対向車の動向に早く気がつくことができるため、危険回避行動も取りやすくなります。

カーブでのマンホールや段差・浮き砂に注意

快走路を気持ち良く走っていて、見通しの悪いカーブに差し掛かりました。

車体をバンクさせながらカーブを曲がっていくと、突然進行方向にマンホールや段差が現れた…

バイク乗りならあるあるのヒヤッとする瞬間ですよね。

バイクはバンク中に急に進行方向を変えることはできません。

体を硬直させて転倒しないことを祈りながら突っ込むことしかできません。

見通しの悪いカーブ、知らない道ではできるだけスピードを抑えて走るしか対策はないですね。

そのスピードで本当に止まれますか?

実際に、急制動(急ブレーキ)をかけた場合に、自分がどれだけの距離で止まれるかを確認したことはありますか。

後輪のロックでどのようにバイクが左右に振れるかを体験したことはあるでしょうか。

前輪のロックは即大事故ですので、経験したことがある人はあまりいないと思いますし、試すのはやめておいた方が良いですが、最近のバイクではABSが前輪についているのでABSが作動した場合の挙動を体験したことがある人はいるでしょうか。

自分の技量を知るということは、安全運転の第一歩です。

体験できるのなら体験しておいた方が良いと思いますが、その行為がそもそも事故になる可能性があるため、自分でやるのはあまり強くはお勧めできません。

大事なバイクですからね。

警察や自動車教習所などでは、時々ライダー向けに安全運転講習会を行っていますから、プログラムによっては急制動の体験ができる場合があります。

積極的に参加して、経験を得ておくのは一生の財産となります。

こうした体験をもとに、ツーリング中は自分の技量の範囲で楽しむことが、事故らない運転の基本とも言えます。

すり抜けは自殺行為

交通量が多く渋滞した道路を、バイクがすり抜けていく場面、よくみますね。

法規上の良し悪しはおいておいて、あれは相当危険な行為です。

「速度差が事故をよぶ」と先に書きましたが、すり抜けはまさにその典型です。

一台だけでも追い越すために危険を生じさせているのに、すり抜けでは連続して車両を追い越していくわけですから、その危険度は天井知らずです。

正直そんなバイクを見ると「よくやるなぁ〜」と半分呆れた気分になります。

絶対に事故りたくない人は、すり抜けは絶対にやらないでください。

安全運転に関する認識できてますか?

道路を走っているのはまともな人だけではない

道路は公共のものですから、老若男女いろんな人が車を運転しています。

少し強い言葉で表現させてもらいますが、普段の人間関係の中では決して知り合うことのないような人種を含めた全ての人間が道路上にいます。

  • バイクそのものを憎んでいる人
  • 精神的に疾患を抱えた人
  • アルコールが入っている人
  • 薬物中毒者
  • 無免許運転者
  • 今日初めて公道に出た人

別にこういった人たちがいることの良し悪しを判断するつもりはありません。

公道というのは、必ずどこかにこういう人が存在していると言いたいだけです。

そして、望む望まないに関わらず、公道を走っていればどこかで必ずすれ違っているのです。

つまり、自分自身が事故らないように気を付けることはもちろんですが、危険そうな車には近づかないという考え方ができていないと、事故にあう確率は下げることができません。

人は無意識のうちに、相手に自分と同じだけの常識を求めてしまいがちですが、公道上となると全く通用しません。

事故りたくないなら、他人の運転は過信しないことです。

公道に勝ち負けはない

最近では煽り運転が問題となっています。

ニュースなどで交通上のトラブルから殺傷事件に発展する事件が報道されたりしています。

道路はただ移動するだけの場所であり、誰かと競い合う場所ではないのですが、なぜか道路で誰かと競おうとする人がいます。

スピードを競いたいのであればサーキットに行けばいいし、法律上の正当性を争いたいのであれば法廷でやれば良いのです。

公道に勝ち負けはないのです。

強いて言えば、ツーリングを終えて無事に家に帰ることができたらそれが勝ちです

攻めた走りができるのは安全が確保できた区間のみ

サーキットのように、無茶なスピードを出すわけではないにせよ、バイクの性能を存分に引き出した走りを楽しみたいというのもツーリングの魅力の一つです。

(法規違反を前提にしているわけではありません。カーブの攻め方、加速のタイミングなど規制速度内でもバイクの走り方は色々試すことができます)

ただ、いつでもどこでもそんなことをしていたら、それはただの危険運転です。

攻めた走りができるのは、目視で先が数百メートル見通せるような、確実に安全が確保できる区間だけにしておきましょう。

バイクは四輪以上に安全対策が必要です

これも当たり前のことですが、バイクは四輪以上に危険な乗り物です。

ビジネスでバイクを使うシーンも多いのですが、四輪以上にレジャーとしての要素が強い乗り物でもあります。

そして、安全運転に関して四輪以上に気を遣う乗り物です。

バイク特有の気を使うポイント
  • 身体をさらけだしている
  • 四輪からウザがられている
  • 転倒リスクが高い
  • 制動距離が長い
  • 四輪からの視認性が悪い
  • ソロだけでなくマスツーリングで走ることもある

絶対に事故りたくないと考えている人は、これらバイクの特性を理解して、危険性に対する対策を講じておかなければいけません。

スピードを抑えて走れば、様々な危険性の度合いは下がります。

しかし、ただゆっくり走れば安全というわけでもないのです。

公道上における積極的なアクションが、他の車へのアピールとなり潜在的な危険性を潰すことにもつながります。

ぜひ、普段からこのストイックマインドを活用して危険回避のためのシミュレーションを行なってみてください。

あなたのバイクライフが末長く続きますように!

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