CT125ハンターカブの国内正規車と並行輸入車との5つの違い

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こんにちは、あだハンです。

私の乗っているハンターカブは国内正規車ではなく並行輸入車と呼ばれるものです。

私が入手した2021年夏ごろ、人気車種のCT125は国内正規品は予約しても納車まで半年以上、下手したら一年位かかると言われていました。

そんな中、タイからの並行輸入車なら比較的早く手に入るという話が出回り、私もその方法で今のハンターカブを入手しました。

私と同じ頃にハンターカブを買った人は、この方法で手に入れた方も結構いると思います。

今回は、並行輸入車って何?ハンターカブの国内正規車と並行輸入車はどこが違うの?というところについて書いていこうと思います。

目次

ハンターカブの並行輸入車とは

一般的に外車などの販売で、正規インポーターを通じて海外から日本国内に流通させる場合、その車両は正規輸入車と言われます。

一方、正規インポーターではない業者が直接海外で車を買い付けて、独自に日本に輸入して流通させる場合があります。

この場合の輸入車を並行輸入車といいます。

日本で正規にHONDAが販売しているバイクは、生産国が中国やタイの場合があります。この場合は海外で生産されていますが、日本販売向けに作られHONDAの流通網に乗せられて日本にやってきますから、正規品と呼ばれます。

一方、同じく海外の工場で生産されたとしても、タイ国内向けに販売されるバイクを業者が買い付けて、日本に輸入させたものは並行輸入車と呼ばれます。

つまり正規品の「タイ→日本」のルートに「並行」して輸入されてくるので、「並行輸入品」というわけです。

ハンターカブの場合、正規品と並行輸入品は同じ現地法人であるタイHONDAの工場で作られているそうです。

ハンターカブの正規車と並行輸入車との5つの違い

タイ国内向けと日本向けでは少し仕様が異なりますので次はその相違点をご紹介します。

正規保証

HONDAで正規車を購入すれば、2年間の保証がついてきます。

しかし、並行輸入車には正規保証はありません。

輸入業車から仕入れたバイクショップが3ヶ月とか1年とかの保証をつけているパターンが多いと思います。

タンデム(二人乗り)用装備

並行輸入車には、タンデムステップと純正マフラーのヒートカバーがついていません。

タンデムステップは、後ろに乗る人が足をかけるステップですね。ヒートカバーは後ろに乗車する人の足が高温になるマフラーに直接触れてしまわないよう付けられているカバーです。

純正パーツを取り寄せれば自分でも付けられるそうですが、私の場合タンデムすることはまずないので全く気にならないパーツです。

ステッカー類

並行輸入車は本来タイ国内で販売されるバイクなので、ステッカー類は全てタイ語で表記されています。

日本で原付二種を販売する場合、原付二種であることを示すためにフロントフェンダーの先端に白帯のステッカーと、後輪泥除けに白三角のステッカーが貼られていますが、タイではそんなルールはありません。

実は日本でも、販売時にはそうするというだけで、そのステッカーがなければ違法という物ではありません。ただ分かり易くしてあるだけです。

個人的にはタイ語表記の方が乗っていて楽しく感じます。

ステッカー類も全て純正パーツとして購入可能ですので気に入らない人は張り替えてしまってもいいと思います。

電装系の仕様が若干異なる

ハンターカブの正規車では、ヘッドライト内部にアクセサリー電源が取り出せるカプラーがありますが、並行輸入車にはなぜかこのカプラーが存在していません。

USB電源などハンドルまわりで使う電装品の電源はヘッドライトから取り出した方が楽なんですが、並行輸入車の場合では他のところから電源を引っ張ってくる必要があります。

私はバイクの電装なんて今まで触ったことがなかったので、USB電源を取り出したくてこの電装でかなり頭を悩ませましたが、デイトナのDユニットを取り付けたら非常に便利でした。この商品だけはご紹介しておきます。

サイドスタンドスイッチ

並行輸入車にはサイドスタンドスイッチがついていません。

サイドスタンドスイッチとは、サイドスタンドを立てた状態ではエンジンの始動ができない&エンジンが動いている状態でサイドスタンドを立てるとエンジンがストップするという仕組みのものです。

サイドスタンドが立ったまま走行すると、地面に引っかかり転倒する危険性があるため、その防止のために取り付けられています。

並行輸入車にはその機構はついていませんから、サイドスタンドを立てたまま走らせることができてしまいます。

結構危ないと思うので、バイクにまたがるときはすぐにサイドスタンドを仕舞う癖を付けておきたいですね。

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