【初心者向き】キャンプツーリングのために最低限揃えたい道具

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こんにちはあだハンです。

今回は、キャンプツーリング初心者のうちからでもまずは揃えたい道具についてご紹介していきます。

私はキャンプ歴はそこそこありますが、バイクでのキャンプツーリング歴は実はまだ浅いのです。

バイクで運べないほどの量を積載して、タイヤをパンクさせたりした経験もあります^^;

その経験からキャンツーにはこっちの方がいいと思ったことや、最低限これだけは持っていこうという視点で持ち物リストを作るつもりでご紹介していこうと思っています。

キャンツーで重要なのは以下の二つ。

  • 余計な荷物は持っていかない
  • できるだけコンパクトなものを選ぶ

これだけです。

バイクでは当然のことですが、荷物をそれほど持って行けません。

徒歩キャンプのように軽量化はそれほど重要ではありませんが、とにかく嵩張らないことの方が重要です。

そして、キャンプ場で何をして何をしないかを決めておくのも重要となります。

一泊キャンプとデイキャンプでは持ち物が違ってきますし、焚き火をしない、料理をしないなど、しないことを決めておくことで荷物はグッと減らすことができます。

もちろん全部やりたい!ということなら、最大の積載量でどこまでコンパクトにしようかと考えることも重要です。

道具を選ぶ際には、「あった方が便利」を捨てて、「これさえあれば何とかなる」というものを選ぶと良いですよ。

この記事を書いた人

HONDA CT125 ハンターカブに乗ってキャンプやツーリングに出かけるのが趣味です。バイク歴は20年くらい、排気量がだんだんサイズダウンして今のハンターに落ち着きました。キャンプ歴は16年くらい、ソロでは3年くらいやっています。
ブログやTwitterYoutubeでキャンプツーリングの話題を発信しています。ぜひチェックしてみてください!

思い返すとHONDAバイクばかり乗っています。
目次

寝るための道具

一泊するキャンプなら、眠るための道具が必要になります。

20代の頃なら、寝るための道具なんて夜露がしのげれば何でもよかったのですが、40代ともなってくると、ここが一番重要な道具となってきます(寝床が悪いと節々が痛くなり、眠ることができなくなってきますよね…つらい)

デイキャンプならこれら一式省略できますので、かなりの軽量化が図れます。

テント

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キャンツーで最も使われていて初心者向きなのは、設営も楽で自立できるドーム型テントです。

ペグ打ちする箇所も最低限で済みますし、自立型は後から場所も変えられるため、色々と楽です。

ドーム型テントは風雨にも強くシェルター性能が高いため、いざという時に逃げ場のないバイクでのキャンプでは、とりあえず篭っている事ができるドーム型テントは心強い味方。

コンパクトさでもトップクラス(タープ泊には敵いませんが…)。

私も複数のテントを経験しましたが、ロングツーリングにはこいつを持っていきます。

最初に持っておくにはおすすめのテントです。

マット

寝床に敷くクッションです。

こいつがないと、地面の凹凸や冷気を直接体に感じることになります。

発泡ウレタンでできた折りたたみ式のマットが有名ですね。

最近、私はインフレータブルマットを購入しました。

寝心地はフォールディングマットより格段に上がります。

デメリットは、空気を抜く作業があるので片付けが少し面倒なくらいですね。

空気を入れるときは、弁を解放しておけば勝手に入っていきますので楽ちんですよ。

シュラフ(寝袋)

キャンプツーリングでは雪中キャンプなどは不可能ですから、冬にキャンプに出かけることはほとんどないと思います。

3シーズン用のそこそこのシュラフを持っておけば良いと思いますが、寒がりな人は快適温度をよく見て購入してください。

化学繊維のものよりもダウンの方が軽くてコンパクトになりますので、ダウンがおすすめです。

夏はシュラフなんてお腹の上にかけるだけになることも多いのですが、少し肌寒い時期や夏でも標高の高い山のキャンプ場となるとシュラフがないと眠れません。

気温0℃〜5℃(使用可能下限温度−5℃〜0℃)くらいに適応している商品が良いと思います。

それ以上の性能になると、冬用の装備としてカテゴライズされてきます。

冬のキャンプに挑戦する人はできるだけ防寒性能の高い商品を選びましょう(命の危険があります)。

冬用シュラフは使っている中綿の質や量が3シーズン用と違うため、かなり嵩張りますが命に直結する道具なのでケチれません。

グランドシート

テントの下に敷くシートです。

テントを地面の突起や湿気から守る役割があります。

なくても最悪なんとかなりますが、テントの底面に穴を開けたくなければ使った方が良いです。

地面の湿気はかなりテント床裏面を濡らしますので、シートがあった方が撤収時に楽です。

私はさらに一枚余分に持っていき、設営撤収時の汚したくない荷物置き場にしたり、タープがわりに使ったりしていますが、あれば何かと便利ですよ。

くつろぐための道具

キャンプではそのほとんどを椅子に腰掛けて過ごします。

お座敷スタイルと呼ばれる、地面にシートを敷いて直接座るスタイルもあります。

が、腰が痛くなるので私は長時間の地面でのあぐら座りは苦手です。

キャンプツーリングでは、地面スレスレの高さの椅子を使うロースタイルと呼ばれるのが主流となります。

必要なのはチェアとテーブルです。

テーブル

ローチェアの高さに合うのは、ローテーブルです。

チェアの高さに合わせて、テーブルを選ぶと使いやすいです。

ローテーブルは、食事をしたり、コーヒーを淹れたりするメインのテーブルとなります。

一方、バーナーなどを置いて調理をするためのテーブルもあると便利です。

地面に直置きでは不安定ですし、土や砂がつくのでSOTOのフィールドホッパーなどのコンパクトなテーブルがおすすめです。

調理後の熱いままのクッカーが乗せられるよう、熱には強い金属天板のタイプのものがおすすめです。

チェア

チェアはロータイプのものがコンパクトになります。

ただ、座面サイズもコンパクトなので、大柄な人には少しきついかもしれません。

物によっては耐荷重が80kg程度しかなく、おじさんには少し心もとない感じがするものも多いので、スペック表を確認して自分の体重に合ったものを選んでください。

キャンプで一番過ごす場所でもあるので、椅子にこだわるキャンパーさんは結構います。

実店舗で座ってみるのが一番良いですね。

私は椅子にはこだわりたいので、コンパクトさは度外視してDoDのスゴイッスをキャンプに持っていっています。

夜を過ごすための道具

キャンプ場のほとんどは、夜になると真っ暗になります。

食事をしようにも手元が真っ暗で何も見えません。

そこで必要になるのがランタンなどの光源です。

キャンプツーリングで必要になる光源数はおよそ3つです。

キャンツーで必要なランタン
  • サイトを照らす大型ランタン
  • テーブル周りを照らす小型ランタン
  • テント内や夜中外に出歩く際に持ち歩くランタン

キャンプで使うランタンには、ガソリンやオイルを使うものや、ガスカートリッジを使うもの、LEDを使うものなどがありますが、キャンプツーリングでおすすめできるのはLEDランタンです。

LEDランタンなら、ツーリング中に燃料が漏れたり、振動でランタンが壊れる心配がありませんし、バッテリー式なのでスマホの充電に使えたりします。

特に初心者のうちは、扱いやすいLEDランタンをとりあえず揃えておきましょう。

とはいえ、キャンプといえばやっぱり炎の魅力には勝てませんから、慣れてきたらぜひチャレンジして頂きたいですね。

食べるための道具

キャンプで料理をする場合に必要な道具をご紹介します。

お弁当を持参する場合などで、料理をしないときには必要ない道具ですから、キャンツーでは思い切って料理をしないと決めて行くのも一つの手です。

料理をする時間を思いっきり遊びの時間に使えるので、また違ったキャンプの楽しみ方となります。

それでも、お湯が沸かせるくらいの道具は持っていったほうが、コーヒーも淹れられるので良いですね。

クッカー類はあればあっただけ料理中は便利なのですが、かなり嵩張りますので、重ねて収納できるスタッキングが可能なものが良いです。

材質によって向き不向きな料理もありますので、キャンツーならアルミ製かステンレス製、口につけるものはチタン製にしておくのが理想的です。

料理が好きなに人は、嵩張ってもいいからスキレットや鉄フライパンにこだわるという人もいますね。

バーナー

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焚き火の炎でしか料理しないという玄人思考の人はともかくとして、料理をするにはガスバーナーが必要となります。

バーナーの燃料には、ガソリンやガス、アルコールなどがありますが、ガスカートリッジを使うタイプが最も使いやすいです。

キャンプで使うガスにはアウトドア缶(OD缶)と、家庭用のカセットコンロ用のカセットボンベ(CB缶)がありますので、どちらを使うかによって仕様の合ったものを選ぶ必要があります。

気温が10℃を下回るような環境ではCB缶の方は燃焼が不安定になりますが、最も手に入りやすく安価です。

ガスバーナーは火力が強く信頼できるメーカーのものの方が良いです。

SOTOは安心のメーカーですね。ST-310やST-340は火力も強くコンパクトなバーナーで、キャンツー向きです。

高価ですがスノーピークのバーナーはよく考えられたものが多く、キャンプで是非使ってみたいと思えるものを作るメーカーですので、そちらもチェックしてみてください。

クッカー

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キャンツーでのクッカーは、スタッキングできるように同じメーカーのセット品を買っておくのがおすすめです。

900ml程度の深鍋と、400ml程度の中型鍋があればソロでは十分ですが、私の場合は、料理はどうしてもフライパンを使いたいので、いつもフライパンだけは持っていきます。

自分の料理スタイルに合わせて選ぶのが一番ですが、あれもこれもとなると嵩張るので必要最小限にしておきましょう。

「あった方が便利」よりも「これさえあれば何とかなる」の精神です。

カトラリー

カトラリー類は、チタン製がおすすめです。

熱伝導率が低いので、熱くなりにくく火傷しにくいからです。

コンパクトさで言えば折りたたみ式のものが良いのでしょうが、鍋をかき混ぜたりしていると、折り目からポキっと折れることがよくあります。

嵩張るというほどのものではないので、私はガシガシ使える一体成形のものを使っています。

ナイフ

食材を切るために必要です。

オピネルはキャンプをする人には有名な商品です。

カーボンスチールとステンレス製がありますが、錆びないのでステンレス製がおすすめです。

切れ味と刃物を研ぐことが好きな人はカーボンスチール製を選ぶ人もいます。

オピネルはナンバーが大きくなるほどサイズが大きくなりますが、野菜切りなど普通に使うならNo.9を、大きめの魚を捌きたいなど少し大きめが良い場合にはNo.10がちょうど良いくらいです。

薪をナイフで割りたい(バトニング)場合には、オピネルは刃が薄く使えませんので、バトニングに適したナイフが必要になります。

モーラナイフは安価で丈夫なナイフで、人気があります。

私も薪割りでバシバシ刃の背を薪で叩いていますが、全くびくともしません。

キャンプではオピネルとモーラナイフの両方を持っていっています。

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まな板

まな板は、木のまな板を使うのが雰囲気が出て良いのですが、これが意外と嵩張ります。

プラスチック製の薄いまな板で用は足りますし、衛生的なのでこちらの方がおすすめです。

洗い物を少なくしたり、衛生面を考えてまな板シートを使う人もいます。

必要分をあらかじめ切り取っておいてキャンプに持っていく感じです。

当然ゴミは増えますが、生肉を扱うたびに洗い物ができない時にはこちらの方が安心ですね。

スパイス・調味料

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キャンプでの料理にはスパイスと調味料は欠かせません。

特にスパイスは、キャンプに合わせていろいろな会社が商品を出しているので、いろいろ試してみると楽しいですよ。

調味料は意外と嵩張るアイテムです。

作る料理を考えて、必要な調味料をその都度持って行くのが理想ですが、よく使う物についてはスパイスケースに小分けしてスパイスボックスなどに入れておくと良いですね。

焚き火を楽しむための道具

キャンプといえばやっぱり焚き火ですね。

とはいえ、焚き火をしないという選択肢もあります。

焚き火に必要な道具は結構嵩張りますので、荷物の総量が多ければ諦めるのも手です。

私は焚き火が大好きですから、できればキャンプでは焚き火をしたい派です。

それでも諦めるときは、オイルランタンの明かりだけでも眺めて楽しみます。

キャンツーで必要な焚き火道具についてご紹介します。

焚き火台

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キャンツーでおすすめの焚き火台はもちろんコンパクトになるものです。

私がおすすめする焚き火台のタイプは、薪が一本丸々入れられるタイプです。

本当にコンパクトなものには、薪を半分以下に切らなければ入れられないサイズのものも多くあります。

そうすると全ての薪を半分に切らなければいけないので、ものすごく手間です。

薪を半分に折りつつ火を眺めるのがこの上なく好きという人はコンパクト焚き火台でも良いかもしれません。

焚き火シート

最近のキャンプ場では、どこも直火禁止なところがほとんどです。

焚き火台と焚き火シートの使用が求められるので、セットで考えてください。

焚き火シートは、火の粉が直接地面に落ちることを防いでくれますが、焚き火台の熱まで防いでくれるわけではありません。

キャンプ場の芝生を焼かないためにも、焚き火台は足の高さがあるものを選んだ方がキャンプ場の環境には優しいです。

火バサミ

火バサミも長さがあるので嵩張るアイテムです。

おすすめするのは長さが変えられるタイプのものです。

薪を細めに割って長い箸のように使うこともできますが、太い薪をつかむ際には金属製の火挟を使う方が使いやすいです。

耐熱グローブ

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火傷防止のために必要なものです。

焚き火調理などやる場合には持ち手はかなりの熱を持ちますので、一瞬で火傷します。

指先が動きやすいものが良いです(ゴツすぎると感覚が鈍り調理鍋を落とします)。

キャンツーに持って行く道具は目的に合わせて必要最低限を

キャンツーでは、持っていける道具の量に制限があります。

  • 余計な荷物は持っていかない
  • できるだけコンパクトなものを選ぶ

コツは余計な荷物を持っていかないことと、できるだけコンパクトなものを選ぶことです。

そして、自分のやりたいこと、やらないことに合わせて荷物をチョイスすることです。

目的に合わせたキャンツー持ち物リストを作ってみました。

一泊キャンプデイキャンプ焚き火しない料理しない
寝るための道具
テント×
マット×
シュラフ×
グランドシート×
くつろぐための道具
テーブル
チェア
夜を過ごすための道具
ランタン×
小型LEDライト×
食べるための道具
バーナー
クッカー
カトラリー類
スパイス類
ナイフ×
まな板×
焚き火を楽しむための道具
焚き火台×
焚き火シート×
バトニング用ナイフ×
火バサミ×
耐熱グローブ×

キャンツープランに合わせた道具選びがとても大切です。

キャンプ場で借りられる道具は借りてしまうというのも手です。

キャンプがメインのキャンツーなら、今回の道具が必要ですが、もし何泊にも及ぶロングツーリングのための宿泊手段としてキャンプをするなら、もっと必要な道具は少ないですね。

寝るだけなら、「寝るための道具」「夜を過ごすための道具」だけで済みます。

食事やお風呂をキャンプ場外で済ますことも一つの楽しみ方だと思うのです。

テントの中でおつまみとビールでも楽しいですからね。

皆様もご自身の楽しみ方でキャンプツーリングライフを送ってくださいね!

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